2012年にアダモスは設立されました。当時、私は「医療廃棄物トレーサビリティーシステムを提供する立場で参加しました。
医療機関から廃棄される産業廃棄物は特別管理廃棄物(感染性廃棄物を含む)が多く、国民の関心も高く、さらに「排出事業者責任」も強化されました。特に、医療廃棄物には患者さまの個人情報も含まれることから、意識の高い「医療機関」、「優良な処分事業者」、「システム事業者」で適正処理を推進する目的でスタートしました。電子マニフェストの普及、トレーサビリティーシステムの普及、医療廃棄物管理における研究に邁進してきました。
それから10年経ちました。社会の価値観も変化してきました。個人情報、内部統制、SDGs等に関心が高まり、IoTからDX(デジタルトランスフォーメーション)、AIとデジタル化も進化しました。地球温暖化・CO2の削減等環境問題も話題に上ります。経済においては「大量生産・大量消費・大量廃棄(リニアエコノミー)から循環型経済(サーキュラーエコノミー)」の大合唱となり、最近ではDPP(デジタルプロダクトパスポート)も話題にのぼるようになりました。我々の業態も変化を余儀なくされ、関わる人たちのチーム化もさらに強化されことでしょう。
そのために、10年の医療廃棄物適正処理推進活動をもとに商号も「アダモス」と改め。医療廃棄物だけでなく「排出物」の適正処理を推進していくことにしました。新型コロナ禍の際も、医療機関様、廃棄物処分事業者さまも日夜を問わず奮闘して頂きました。そういった努力も報われるように、作業負担にならないようなシステム等を会員のみなさまと構築できるよう研究する所存です。
今後ともご協力をお願い申し上げます。
一般社団法人アダモス 理事長
石井美也紀

理事長 石井美也紀
